読書の記録157
◎『書く力 加藤周一の名文に学ぶ』 鷲巣力著 (集英社新書)
読みました。
気になったところ
まえがきーたくさん読んで、たくさん書く
第Ⅰ部 基礎編
第1章
文は短くー「通いなれたところ」
第2章
読点は雄弁だー「「美」について」
第3章
見ることが基本ー「『上野毛雑文』」
第4章
五感でつかむー「美しい顔」
第5章
経験を通して考えるー「ある少女の眼
」
第6章
主題を設定するー「再見『リア王』」
第7章
起承転結をつくるー「小さな花」
第8章
文章に構造を与えるー「鴎外全集に帰す」
第Ⅱ部 実践編
第9章
むつかしいことをやさしくー「嘘について」
第10章
論点は三点に絞るー「土着文化または『万葉集』の事」
第11章
強調で論点は明確にー「堀辰雄愛読の弁」
第12章
鮮やかな比較対照ー「近うて遠きもの、遠くて近きもの」
第13章
大局観と細部への眼ー「人と方法」
第15章
具体と抽象の往復ー「美しい時間」
第16章
現在と歴史の往復ー「帝国主義または杜詩の事」
第17章
比喩が持つ説得力ー「三匹の蛙の話」
第18章
諷刺諧謔で真実をー「オリンコーラ万歳」
第19章
否定による肯定ー「『荷風全集』推薦文」
第20章
確率表現を的確にー「誄「遠藤麟一朗」」
第Ⅲ部 応用編
第21章
紹介文ー「丸山眞男」
第22章
追悼文ー「福永武彦の死」
第24章
鑑賞文ー「肉体は悲し」
かなり目次からわかりやすく、情報も多く例文もあり、手元においてまた読みたくなる本です。
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